Kotlinは将来性の高いプログラミング言語です。2011年に登場した比較的新しい言語ですが、今から学ぶのであれば定番のJavaよりKotlinをおすすめします。Kotlinの将来性が高い理由をいくつか紹介しましょう。
1つ目の理由は、スマホ用アプリ自体の市場拡大傾向です。KotlinはGoogleに正式に採用されたアプリ開発用言語ですが、その影響もあってGoogle PlayでもKotlinを用いたアプリが年々増加しています。また、スマホの出荷台数も年々増加しており、年々過去最多を記録している状況です。それを考えると、今後もしばらくはKotlinの需要は高まり続けるでしょう。
2つ目の理由は、上記の事情もあってKotlinのスキルを持つエンジニアの需要が高いことです。フリーランサー向けのエンジニア求人サイトを見ると、平均単価の高いプログラミング言語は、1位が82万円のScalaで、Kotlinは81万円で2位につけています(※2023年時点)。今後もKotlinの需要が高まることを考えると、近い将来、この順位が逆転することは十分考えられるでしょう。
また、Google以外でも、Kotlinをアプリ開発に採用する企業も続々と増えています。名だたるところでは、Yahoo!ニュース、Netflix、Uber、Evernote、LINE、Abemaなどです。このように大企業が公式にアプリ開発言語として採用している以上、Kotlinの将来性は当分の間は安泰だと言ってもよいのではないでしょうか。Kotlinは今後、高単価案件も期待できる習得しておきたい言語だと言えます。